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不妊症のはり灸治療について [アラタ鍼灸院]

以前は10組に1組は子供ができない夫婦がいると言われてきました。現在では6組に1組の夫婦が、何らかの理由で不妊相談に通っているそうです。多くの方が不妊治療を病院で受けておられると思います。過去には不妊の原因が女性にあると云われてきましたが、現在では男性にもその原因があり、その割合は50/50まで言われるようになってきました。また晩婚化が進み、平成23年度人口動態統計では、女性の平均結婚年齢は29歳。第一子の平均出産年齢は30.1歳まで遅くなっています。

先月のNHKスペシャル「産みたいけど産めない」番組の中で卵子の老化を取り上げていました。街頭インタービューで「何歳まで子供は産めると思いますか?」の質問に40歳以上と答える方いらっしゃいました。でも実際には、卵子の老化によって自然妊娠では30歳を境に急激に妊娠率が低下していきます。

 最近では当医院にも不妊治療で相談に来られる方が増えてきました。
ほとんどの方が30歳を超えた方です。
 その原因は卵巣異常・生理不順・ホルモン代謝異常・EDなど様々です。
また、不妊治療専門の病院に通院されている方がほとんどです。

 はり灸治療では、卵子の発育促進、生理不順の改善等の妊娠しやすい体質になるよう体づくりに取り組んでいます。西洋医学の不妊治療と並行してはり灸治療をすればより妊娠しやすくなると考えています。


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